訪問部の取り組み

 訪問教育とは、様々な理由により学校へ通学することが難しい児童生徒に対して、教員が家庭へ訪問して行う教育のことです。個々の学習がメインになりますが、訪問部だからこそ横のつながりの「集団」を大切に活動しています。

 訪問部は毎年「年間テーマ」を設け、1年をとおしてその活動に取り組んでいます。小学部から高等部まで在籍している訪問部なので、縦のつながりから得る学びも大きいです。

 残念ながら今年度は新型コロナウイルス感染症対策により、みんなで集う訪問部集会と社会体験学習は取りやめとなりました。集うことはかないませんが、各家庭で訪問部の「年間テーマ」に沿って、「仲間」を意識できるように、「集団」を楽しめるように、今年度誕生した訪問部マスコット「つくし」が案内役として活躍する動画を介しながら、いろいろな取り組みを進めていきます。楽しみにしていてください。

訪問部

行事・学習のようす

<1年をふりかえって>

 1年を通して取り組んできた「アロハ訪問部」の活動もいよいよ締めくくりの時期を迎えました。今回は、ハメハメハ大王とプルメリア姫が「アロハ訪問部」の絵本を見ながら、一年間を振り返りました。海からのお届け物が届き、ハメハメハ大王のテーマ発表から始まった今年度の集団活動。アロハオエを歌って、サーフィンやダンスを楽しみ、ビートボトルライトを作り、スヌーズレンを体験してきました。動画の最後には、大王がみんなの卒業と進級を祝っておしまいとなりました。

 集うことが難しくなった今年度、動画を介して少しでも「仲間」を意識し、「集団」を楽しめる活動になればと取り組んできました。家庭での学習活動の中で、それぞれにお気に入りの場面や歌ができ、楽しんで活動できたのではないでしょうか。    

 訪問部のみなさん、卒業おめでとう!進級おめでとう!そして、アロハ~

 

「ハワイアン・サンセット~スヌーズレン ~」

 

「ねえ、見て!空がきれいなピンク色だよ」「本当じゃ、なんともきれいな夕焼けじゃ。」つくし達とハメハメハ大王が空を眺めていると、プルメリア姫が妹のハイビスカスを連れてやってきました。「ハワイでは、自然の美しさに感謝しながら、リラックスするんですよ。」「フルーツや花の香りとともに、リラックスしてくださいね。」と言って、「スヌーズレン」を紹介してくれました。つくし達は砂の上に寝転び、月明かりの下で、波の音とハワイアンバンドの音楽を聴きながら、心も体もリラックスしました。

 

 スヌーズレンとは、オランダの施設で始まった実践で、障害の重い方々が活動の主役になりやすいように、リラックスして周囲に気づいたり、受け入れたり、探索したりしやすいような環境を整備し、光や音、香りなど、五感に働きかけられるよう工夫することで、自ら触ったり、匂いを嗅いだり、リラックスしてくつろいだり、また、笑顔や声などの表出をねらった活動のことを言います。

「海の楽しい遊び~ダンスを楽しもう! ~」

ハメハメハ大王が、前回に引き続いて「海の楽しい遊び」を紹介してくれました。

「海の楽しい遊び」は、「ダンス」でした。

今回、ハメハメハ大王はダンスを盛り上げようと友達を連れてきました。

ウリウリ君です。ウリウリ君もダンスが大好きです。ハメハメハ大王とウリウリ君のふたりは「ハワイ」のリズミカルな音楽に合わせて楽しいダンスを見せてくれました。早速、つくしたちもダンスに挑戦して楽しみました。「最高ー!」「楽しい~!」

 日々の授業では、「海の遊び」の動画を見たり、リズミカルな音楽に合わせてダンスを体験してみたりしました。

「海の楽しい遊び~サーフィン~」の巻~波乗りを楽しもう!~

ハメハメハ大王がつくしたちに、「海の楽しい遊び」を紹介してくれました。「海の楽しい遊び」って何だろう?期待でいっぱいのつくしたちの前に出されたのは「サーフボード」でした。しかし、ハメハメハ大王は「サーフィン」がうまくできません。そこで、サーフィンの名人にサーフィンのやり方を教えてもらいました。サーフィンの名人は海の中へ入るとサーフボードの上に乗り、華麗に波に乗りました。「サーフィンのコツはバランスよ!こうやって両手を広げてバランスをとってね!」とアドバイスをしてくれました。早速、つくしたちもサーフィンを楽しみました。「最高ー!」「楽しい~!」

 日々の授業では、「海の遊び」の動画を見たり、サーフィンの揺れを体験してみたりしました。

<「アロハ」ってね、の巻~プルメリア姫と歌おう!~>

ハメハメハ大王がつくしたちに、海の歌姫「プルメリア姫」を紹介してくれました。プルメリア姫は、「アロハ」には「ありがとう」や「思いやり」という意味があることや、「アロハオエ」の歌には、みんなに感謝して、親切に助け合うという意味も込められていることを話してくれました。つくしとハメハメハ大王とプルメリア姫は心を込めて「アロハオエ」を歌いました。

 日々の授業では、プルメリア姫が教えてくれた「アロハ~」のあいさつを真似してみたり、「アロハオエ」を歌ったり、楽しんでいます。校長先生から差し出された「砂」や「貝」に色付けした仲間もいます。どんな色にしたのかな?みんなのことが気になってきましたね。