校長室

 

新年度の始まりにあたって
 

 

 

 

 

       

   校長  伊藤 泰二

                                                                                                                   

 和光特別支援学校に着任し、2年目を迎えました。本校は、昭和52年(1977年)に開校し、45年目を迎える肢体不自由特別支援学校です。隣接の樹林公園をはじめ、緑に囲まれ、四季を通して自然を感じられるすばらしい環境にあり、素敵な子どもたちの笑顔あふれる学校です。今年度は、小学部80名、中学部38名、高等部25名の児童生徒、計143名でスタートしました。

 学校の主人公は児童生徒です。私たちは、児童生徒の将来像を踏まえながら、一人ひとりが持てる力を高め、可能性が開花できるよう、12年間の学校生活の中で成長を支援し、卒業後の生活につながるよう橋渡しをする大切な役割を担っています。昨年度は、12年間のつながりある教育課程づくりとして、教育課程の根幹である教育目標(学部目標、類型ごとの身につけたい力)を検討し、教職員の思いを集結した12年間の系統性を持たせたものになりました。今年度は、教育目標を達成するための手立てとなる教育内容、日課表等の見直しに取り組んで参ります。具体的には、子どもたちの学びについて日々の授業づくりを通して検証していきます。また、学習環境面では、3月末にインターネット環境が整備されました。主体的に学ぶ力を育むためのツールとして、iPadやコミュニケーション環境としての視線入力装置などICT機器も整備されています。これらの活用に合わせて、様々な音色を楽しむための楽器や、理科の実験器、自立活動などの教材・教具、遊具関係など、子どもたちの秘めた力を引き出す環境づくりにも引き続き、努めて参ります。

 結びに、「目指す学校像」にある「自分らしく、豊かに生きていく力を育む学校」として、子どもたちの主体的な学びを保障し、子どもたちにかかわる皆が支え合う学校であるよう、輪(和)とつながりを大切に、その一役を担えるよう、教職員全員で力を合わせて教育活動を展開してまいります。保護者の皆様をはじめ、地域や関係機関の方々におかれましては、今年度も引き続き、本校の教育活動に対する御理解や御協力、御支援を賜りますようお願い申し上げます。